下血…排便時などに出血があったら要注意です…

排便…形の良いバナナ状の排便が1日1回出るのがいいとされていますが、排便は自律神経などによって左右されるので、ストレスが多かったり疲れたりすると下痢になったり便秘になったり様々です。この時、便に血が付くなどの下血があった場合は要注意ですね。
排便時に肛門が切れるようないわゆる切れ痔もありますが、大腸に癌やポリープがあるための出血、潰瘍性大腸炎などの疾患によるもの、またO-157などの食中毒によるものなど多様です。
見た目では血がついているのが分からない場合もあり、これを便潜血といいます。いずれにせよ、便に血が付くときは精密検査が必要になることが多いですので、要注意ですね。大腸がんやポリープの場合でも、早期に発見できれば開腹手術せずに内視鏡で切除することもできますので、怖がらずに大腸内視鏡検査を受けたいものです。当クリニックでは随時検査を行っていますので、お気軽にご相談ください。
2025年09月20日 14:21