今日から7月…月末と来月には選挙があります…社会保障制度のこと…重要です

今日から7月…7月20日には参議院選挙、8月3日には身近な横浜市長選挙と続きます。
TVなどでも選挙報道が頻繁になされるようになり、物価高対策とかコメ問題などが取りざたされることが多いようですが…実は医療や介護などの社会保障制度にも皆さん是非とも注目してください。
どの党がどの候補がどんなことを言っているのか…実はとても重要です。
医療や介護は国が決めた制度の中で動きます。皆さんが医療機関や介護施設を利用した場合の費用は、公的保険のサービスを受けた場合には国が決めた価格と規則の中で対応することになっているのです。例えば…現在は湿布薬や風邪薬や花粉症のお薬などは一般の薬局でも買えますが、医療機関の場合は医療保険がきいて安く買えたりします。それを、今の各政党の議論の中では、社会保障の費用を抑えるために医療機関では扱えないようにする…そんな話も出ています。医師が必要と思えるお薬も、処方箋で発行できないようになる可能性があるのです。
また、今はフリーアクセスといって誰でも何処の医療機関にも受診することができますが、この制限がかかる可能性も出てきたりします。
さらに、医療費の価格も色々と変わってきてしまったりします。医療機関や介護施設に勤める職員の給与は、こうした制度下の中で支払うのですから、医療や介護費用が抑えられてしまうと、職員の給与が上がらなくなってしまいます。
物事には一長一短がありますので、一概に何が良くて何が悪い…とかは決めにくいですが、こうした重要な一面を選挙結果が左右することになります。
皆さん、是非ともしっかりと各政党、各候補者の声を聴いて、しっかりと判断して、どの政党の誰に登用したらいいのか真剣に考えてみてください。
2025年07月01日 13:46