医療機関のハイテク化…国の方針についていくのですが…

保険証の廃止でマイナンバーカードでの受付も始まっています。当クリニックは手狭ながら発熱外来も別動線で事務手続きできるようにしてあり、3台のマイナンバーカード受付機の導入にかなりの出費がかさみました。実は、今、電子処方箋化に向けて機器の設置などの対応に迫られているのですが…これも手間もかかるだけでなく支出も大きくて…国の方針に従うのも大変です。確かに電子処方箋化できれば、いつでもどこでもマイナンバーカードさえ持っていれば何処の薬局でも処方してもらえるのですし、処方データも電子化されて便利度はかなり増しますよね。でも…高齢者の患者さんが今後もますます増えていく中で、紙媒体が無くなる不安は付きまといますよね。
これらはすべて、マイナンバーカードによる国による国民全員の財産まで含めた管理体制の一環として、医療データも介護データもすべて統合して管理する仕組みのなかの一つの歯車なんです。頭では理解できていても、国民全体が理解して利用できるまでは簡単な道のりではなさそうですが…。
2025年03月15日 13:03