細菌の「感染症・発熱外来」の様子…様々な感染症が入り乱れています…
12月になりました。コロナワクチンもインフルエンザワクチンも予想よりも少なめですが、接種希望者には順調に接種が進んでいます。予防できる感染症はワクチン接種などで予防するのが望ましいんですよね。
一方、当クリニックの「感染症・発熱外来」は、ここの所様々な感染症の方々の利用が増えています。最近の症状としては…①熱もなく喉が変で咳がしつこく出る。②熱が出て怠い。③微熱と喉と鼻汁など。④なぜか上がったり下がったりの熱が数日繰り返す。⑤微熱とともに下痢になった。⑥熱もあるけど体に湿疹が出てきた…等など多様です。
コロナ禍の時はコロナの抗原検査をしていればほとんど済んだのですが…今は多様な疾患に対応しなければならず、手間もかかるようになりました。
最近の検査としては…コロナやインフルエンザの迅速検査キットだけでなく、溶連菌やマイコプラズマの迅速検査、さらに胸部レントゲンや採血での炎症反応の検査などを使いこなさなければ診断につなげられないような状況になっています。一人の発熱者の対応に30分以上かかることも増えているんです。
発熱だけでなく、倦怠感、湿疹、喉や咳や鼻汁、下痢や腹痛などの症状がある場合は、一般外来ではなく「感染症・発熱外来」を予約してください。
2024年12月04日 12:09