診察室の患者さん用の椅子を変えたんです…そのわけは…
最近、診察室の患者さん用の椅子を変えました。クッション性のある少しいい感じの椅子になったのですが…患者さんたちには受けがいいのですが…実はその裏には訳があるんです。
当院は腹痛を訴える患者さんが少なくないので、お腹の診察をする際に、いつもベッドに移ってもらっていました。でも…年配の方だったりするとベッドに移るのに時間もかかるし、あぶなっかっしい場面もあったりするので、事務長の妻に相談して探してもらいました。
そこで、簡易的にお腹の触診をしやすいようにリクライニングができる椅子に変更したんです。
お陰様で、お腹の触診などの診察がとてもしやすくなりました。診断学の権威の先生からすると、「邪道だ」と言われそうですが…患者さんにとっても楽ちん、医者にとっても診療の手間が省けるので、我ながらいい案だったと自己満足しています。でも、難しい診断の場合にはベッドに移ってもらますけどね…。
2024年02月02日 08:34