内視鏡機器の進歩は目まぐるしく…小さな病変も発見しやすくなっています…
当クリニックは胃や大腸の内視鏡検査にも力を入れているのですが、内視鏡機器の進歩は目まぐるしいものがあるんです。
私が医師になった当時はファイバースコープと言うもので、太さも太く明るさも暗く、鮮明に見えないことも少なからずありました。それでもバリウム検査よりも病変の発見率は高く、重宝したものでしたが…。その後は、電子カメラが内視鏡の先端についているものが開発されたりし、現在当クリニックが使用しているものはレーザー光線を使ったレーザー内視鏡検査機器で、しかも光の波長を変えられるため、病変部の浅いところを見たい波長や深めのところを見たい場合の波長などに切り替えられるのです。また、顕微鏡ではないのですが、拡大して観察する機能も付いていて、病変部を詳細に検査することも可能になっているんです。まだ当院では採用していませんが、AIが病変を発見してくれるようなそんな装置の開発も現在進んできているんですよ。
2023年05月12日 07:46