炎症性腸疾患…潰瘍性大腸炎やクローン病などをさしますが…血便や下痢、粘液便の症状は要注意です…
当クリニックは内視鏡検査を積極的に実践しているせいか、便通異常を訴えて受診される方が少なくないです。
便通異常とは…便の回数が多いとか少ないだけでなく、性状が柔らかくなり水様になったり、粘液が混ざったり、血便が出たり…などなどです。
こうした症状がある場合は、大腸の内視鏡検査がとても有用になります。内視鏡検査をすることにより、単なる便通異常なのか、それ以外の粘膜の炎症によるものなのかがはっきりとしてきます。
このような炎症性腸疾患の代表選手が潰瘍性大腸炎だったりクローン病と呼ばれる疾患になります。
まだ原因などのメカニズムがわかっていないのですが、治療法は以前と比べて格段に進歩しています。便通に異常を感じている方は、是非ともご受診ください。
2023年04月14日 08:50