今年を振り返って…月日は百代の過客にして…
昨年の10月に新規オープンして、早くも1年3か月が経過しました。初年度は3か月だけ。明日からは3年度目に突入するのですが、コロナの蔓延の最中の開業でしたので、行く先が不透明感がありましたが、今年の1月6日にコロナ患者第一号の診断をしてからは、発熱外来も順調に軌道に乗り、一般外来も徐々に新規患者も増え、内視鏡検査も胃も大腸も連日予約が入るようになってきました。スタッフも看護師3名、事務長を含めた事務3名体制と小規模ながら、何とか地域の方々のニーズにはある程度対応できたのかなあ…と感じています。コロナの第6波・第7波の時はあまりの忙しさに心も折れそうになりましたが…スタッフみんなで乗り越えることができたことが幸いでした。
10月から診療日や診療時間などの見直しをして、息の長く続く診療体制に変更できたことも良かったと思っています。また状況に応じて、臨時の発熱外来を開いたり、ワクチン接種の枠を時間外に設けるなど臨機応変に対応もしてきました。
今年一年、当クリニックを利用していただいたすべての患者さんに満足していただけたかどうかはともかくとして、来年は一人でも多くの方の心身の不調に暖かく寄り添うことができるような医療を提供していければと思っています。どうぞよろしくお願いします。
芭蕉に例えるなら…クリニックの仕事も時代とともに旅をしていくようなもの…その時の流行り病にしっかりと対応し、世の中とともに歩んでいく、そんな日常を大切にしていきたいものですね。家庭があっての旅ですし…。
2022年12月31日 11:13