生活の質を保つ大切さ…医療は役立つのか…加齢現象をどのように考えるのか…
医療は病気を治すためにあるもの…つまり平常の状態に戻してあげることが目的です。しかし、医療を施すことにより生活の質に影響を及ぼすことがあります。例えば…降圧剤により眩暈がしたり、夜の活力が低下したり…等など。血圧を下げることだけが目的ではなく、生活の質を下げることなく血圧を平常に保ち、生命を永らえることが重要なのですよね。
人は長生きをしたいもの…口では「ピンピンコロリ」を希望していても、多くの方は長生きをしたい…しかし残念ながら人は生き物ですので、命には限りがあります。当然、年を重ねると様々な機能が低下してきます。加齢現象は仕方がないこと…でも機能の低下の速度を弱くする努力は我々人間にはできるはずです。それは、運動をして筋力を保ったり、過度な飲酒や過食を控えたりすることです。睡眠不足も要注意ですよね。
写真は木々の加齢による落ち葉です。葉は、細胞に組み込まれたアポトーシスという現象によって、自然に枝から離れひらひらと落ちていきます。秋はこうした現象を目にするので、少しセンチメンタルになってしまいますよね。なんとなく「最期」をイメージしてしまうものです…。
2022年11月23日 13:48