発熱はコロナ感染だけではありません…呼吸器・胆道系・尿路系…以外にも多々…
コロナ感染が拡がってから、熱を訴える患者さんたちは簡単に医療機関で診てもらえなくなり窮屈な思いをされているかと思います。確かに法定伝染病がまんえんしている最中は、コロナ感染を第一に診断・除外する必要があるので、仕方がないことですが…。
当クリニックにてコロナ感染以外で最近診断した発熱者は…熱中症、扁桃腺炎(溶連菌感染も含む)、食中毒、膀胱炎、肺炎、気管支炎、水痘、麻疹、風疹、手足口病、胆石胆嚢炎などなど多岐にわたります。これらは感染臓器の症状を訴えることが多いので、しっかりと訴えを聞けばある程度診断の参考になります。また、もう一つ忘れてはならない発熱に、各種ワクチン接種に伴う副反応としての発熱です。コロナワクチンもそうですが、帯状疱疹ワクチンも発熱が多いようです。今は様々なワクチン接種が行われていますので…。
いずれにせよ、発熱したら、まずは発熱外来でご相談ください。そのうえでコロナ感染が否定されれ場、次のステップとしてさらなる診断に進んでいきますので。
2022年08月18日 07:47