子供の腹痛…便通異常が多いのですが…他にも気を付けることも…
小児の腹痛は子供の病気の中では比較的多いですね。その多くは…便通以上に伴うことです。日ごろから排便習慣をしっかりとつけることが重要になります。しかし、それ以外にも様々あります。今は、感染性胃腸炎も流行っていますし、その際は水分補給なども重要です。心因性の腹痛もあります。子供たちも様々なストレスにさいなまれていることも少なくなく、それが腹痛となって表現されたりします。このときはストレスの原因をしっかりと探り解決することも求められます。その他、病名を挙げればきりがないのですが…虫垂炎、腸重積などなど。大切なのは、腹痛の様子(持続的なのか、波があるのか)、吐き気や発熱はあるのか、便の様子は下痢なのか便秘なのか…元気はあるのかなどなど。子供はうまく症状を表現できないので、しっかりと観察することも大切ですね。
2022年06月10日 11:03