自分では気づかない「いびき」…睡眠時無呼吸症候群(SAS)かもしれませんよ…
とうとう梅雨入りしましたね。雨は草花や生き物には大切ですが、我々が生活するうえではちょっと面倒ですよね…。
さて、じめじめした湿度や暑さで寝苦しい夏がもうすぐ訪れます。でも寝苦しいのはそれだけではなく、いびきのうるささに隣で寝ている人は眠れなくなるし、当の本人は呼吸が寝ている間に止まる時間が増える「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」で睡眠の質が下がり、はたまた高血圧や認知機能の悪化、血管系のリスクの増大などを引き起こすことがあります。人間は人生の1/3を寝て過ごすのですが、この睡眠はとても重要な役割を果たします。ただ、本人が自覚がないため、なかなか治療につながりません。これを明確にとらえ、治療につなげることのできる検査が、今では比較的簡単に行えるようになっています。以前は入院しなくては検査ができないといわれていたのですが、自宅でいつもの環境下で睡眠の様子を調べることができるのです。その上で、睡眠時無呼吸症候群と診断された際には、CPAP(持続陽圧呼吸療法)にて治療をすることができるのです。いびきで悩む方、どうも昼間眠くて仕方がない…などと思われる方は、当クリニックでも検査や治療が可能ですので、お気軽にご相談ください。
2022年06月08日 08:17