夏の思い出…蝉取り…
今朝、犬の散歩していたら目の前にミンミンゼミが止まっていました。鳴き疲れたのか、
蝉の地上での寿命は2-3週間と言われているので、力尽きる寸前なのか…近づいても逃げようと
しませんでした。
交尾を終えた母蝉は樹の幹に卵を産み、それが翌年の初夏に幼虫となり、それが
地面に落ちてから地中に潜るんです。その後5年ほどたってから土から出て
木に登り、羽化して成虫になるのですが…成虫の寿命は2-3種間しかなく…
儚い人生(蝉生)なんです。
幼稚園から小学生の頃は、夏休みになると毎日のように蝉取り網を持っては
野山を駆け巡っていました。蝉の声がすると木の上を探し…懐かしい思い出です。
私の育った富岡市はほとんどアブラゼミばかりで、なかなかミンミンゼミにはお目にかかれず…
今朝の美しいミンミンゼミの姿を子供の時に見たら、飛び上がって喜んだと思います。
カブトムシやクワガタも大好きでした。夜の電灯に集まるこれらの虫を探しに
行っては、蚊に刺されて…。
ところで、セミはうるさいほど今鳴いていますが、全て雄だってこと知ってますか?
もう一つ、セミを捕まえ損ねるとおしっこをひっかけられることが多いのですが、
何故だか知っていますか?この理由はよく分からないのですが,木の汁を吸ってばかり
いるので、逃げようと飛び立つときに筋肉を使うためおしっこが漏れてしまう…と
考えられています。人間でいうと切迫性尿失禁とか過活動性膀胱って感じかもしれませんね。
2021年08月12日 00:00