音楽療法…ピアノとの触れ合い…遠い思い出…
フラワーセラピーの話を以前書きましたが、今日は音楽との触れ合いについて…。
高校1年生の時の冬に高崎音楽センターに憧れの中村紘子のコンサートに行った日のこと…
楽屋で握手してもらった柔らかな手のぬくもりを大切に帰宅した思い出が鮮明に蘇ります。
当時、ネスカフェだったかTVコマーシャルで幻想即興曲を優雅かつ大胆に弾く姿に魅了され、
高校3年生の学園祭の紅白歌合戦のピアノ伴奏を名乗り出たのでした。その心は…
ピアノ伴奏紹介で幻想即興曲の錆の部分を弾くために…全曲はとても弾けないけど
錆の部分だけなら何とか弾けるようになり…そしてZ会の添削のペンネームは…「紘子との連弾」
でした。こんな青臭いことをしていたんだなあ…と恥ずかしくなりますけど…。
2015年8月15日に当時私が住んでいた軽井沢の大賀ホールに中村紘子がコンサートに来てくれる
と知った私は、当然のごとくチケットを握りしめ…その直前にはがんを患い休んでいたのにも
関わらず、相変わらず大胆な演奏とトークに魅了されました。その1年後に帰らぬ人となった
時は…茫然自失となりました。
軽井沢のコンサートのアンコールで弾いてくれた「英雄ポロネーズ」は永遠に私の
脳裏に残っています。
2021年08月11日 00:00