消化管ポリープ…様々
今日は胃腸のポリープについて少しだけ…。
ポリープって聞くと「怖い」と思う方もいますが、様々なものが有ります。
手などにイボ(疣)ができたりすることがありますよね。そんなのも
ポリープですし、キノコのように茎とかさがあるようなもの、はたまた
偏平状で区別がつきにくいものなど様々です。
一番重要なのは、そのポリープがどんな成分でできているのか…です。
腫瘍性のものなのか、それも悪性のものなのかの見極めが大切です。
もう一つ重要なのは、悪性としたらその成分が腸管のどの深さまで
届いているのか(深達度)、はたまたその成分が腸管を飛び越えて別の
臓器に飛び火しているのか(転移)…などなど。
こんなことを書くと怖いと思う方も少なくないと思いますが、重要なのは
早期に発見して早期に切除してしまえば、大過なく過ごせることが多いのも
事実です。検査を怖がるのではなく、胃腸の症状があれば気軽に検査を
受けて(いわゆる胃カメラや大腸カメラ)、早めに悪い芽を取ってしまえば
安心です。
2021年07月20日 00:00